Cannondaleのグラベルロード「TopStone Carbon Lefty 3」です。
特徴は「前後サスペンション装備」「特殊なオフセットのリアホイール」「太いタイヤに対応」といった点で、舗装路走行よりもダート走行寄りに設計されたグラベルロードです。
標準仕様では650×47cの太いタイヤを履いていますが、私は700cのホイールを組んで28cタイヤを履かせました。またコンポ(シマノ/GRX)も外して「SRAM/eTap Force」に載せ替えました。そして前傾が苦手な私は25mmライズしたハンドルバーに差し替えました。
気になる車重は写真上の未装備状態で実測8.8kg。これは軽い! 前後サスペンション装備の油圧ディスクブレーキのグラベルロードなので「10kg超えちゃうかな」と思っていましたが9kgを切るとは嬉しい誤算です。
走り出して気付いたのは「リアセクションの乗り心地」です。一見するとリジッドのような「キングピン・サスペンション」という機構が上手く働いています。
30mmストロークのフロントサスペンション「レフティ」もスムーズな動き。エア圧とリバウンド調整で好みの固さに変えられます。
しかし「サスペンション装備のグラベルロード」といえどもロードバイクですから、MTBのようにボヨンボヨンと動いては困ります。乗り手が意識しないように自然に衝撃吸収してくれるのが理想です。その点も上手く出来ていました。登りのダンシングでもコーナー手前のブレーキングでもコーナーリング中も自然な動きです。
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