いま話題のサドルが入荷しています。TNIの「3D-Printingサドル」です。
お客様の感想と自分で使ってみての感触を交えて商品紹介します。
このサドルがちょっと話題なのは価格です。3Dプリンタで製造したパッドを採用するサドルは高価なものばかり(4~6万円)なのですが、この「TNI/3Dプリント」は2万円を切る価格で登場しました。ベースもレールもカーボン製という点も加味するとこのサドルはかなりコスパが高いと言えます。
では肝心の3Dプリントパッドの感触はどうでしょうか?
他社の3Dプリントサドル「fizik/Adaptive」と「Specialized/Mirror」と比較してみました(上写真右がTNI、左がfizik)。”3Dプリンタで成型”という点は共通でも座った感触はかなり違います。
パッドの硬さは「fizik>スペシャ>TNI」の順で硬いです。
パッドの厚みも「fizik>スペシャ>TNI」の順で厚いです。
座面の幅も「fizik(154mm)>スペシャ(149mm)>TNI(147mm)」の順でした。
形状は3つともショートノーズですが、fizikとスペシャが山型、TNIが先端広めのフラット型です。
ロングライドで使ってみました。結論から言うと私にはちょっと合わなかった。私のお尻は重くて(体重83kg)緩い前傾姿勢で走っているので、TNIの薄くて柔らかい3Dパッドは潰れ切ってしまうのです。短時間なら平気だけど長時間では痛くなってしまいました。残念…
しかし私より体重の軽いお客様2人は「痛くない。ロングでも快適」と満足してくれました。じて吉ママも「とても良い」と気に入っています。体重70kg未満で適度な前傾姿勢の方ならTNIの3Dプリントパッドは効くと思います。
軽さもセールスポイントです。実測162gでした。ベースもレールもカーボン製なので超軽量です。
試してみたいという方にはお貸ししますのでお申し付け下さい(バイクへの交換作業は御自分で行って下さい)。
購入御検討の方はシートポストのヤグラがカーボンレール対応かを御確認ください。
¥18,500(税込み当店価格)で販売してます。是非どうぞ。