先月末から今月にかけて二人のお客様が遠い異国を自転車で走ってきました。N川さんとN本さんです。お二人は走った道も目的も異なるのですが「遥かフランスの道をロードバイクで走る｣ってことだけは共通しています。この二人のフランス紀行を紹介しましょう。

【N川さんの場合】

N川さんの目的はブルべの最高峰｢パリ～ブレスト～パリ｣出走です。N川さんのPBP参加は2019年大会に続きこれが2度目。8/20～24の日程で距離1,219kmの道を見事完走しました。

このRidleyは2年半前にお買い上げ頂きました。日頃から常人には理解できない距離を走っているN川さんとRidleyです。4～5ヶ月おきにオーバーホールに持ち込んで下さいますがヤレ具合が激しい。しかし今回のPBPも無事に走り切れました。

2度目のPBPとあって段取りも走行も休憩も慣れ、4年前よりも肉体的・精神的に余裕を持って完走できたようです。お疲れさまでした。

お土産をくださいました。PBP記念ジャージです。左が今年版、右は2019年版(4年前のお土産)です。ありがとうございます。私のサイズ(XLサイズ)を買ってくれたのですが、このジャージをメタボじて吉が来て走るのはおこがましい…　2枚とも店内に飾ってあります。皆さんもご覧ください。
N川さん、4年後の2027年大会も頑張って下さい!

【N本さんの場合】

N本さんはこれが初めてのフランスライド。目的は｢ツール・ド・フランス｣の山岳ステージでお馴染みの3峠、｢ラルプ・デュエズ｣「ガリビエ｣「モン・ヴァントゥ｣を登ることです。これは彼の長年の夢でした。

バイクは現地レンタルです。これはLapierreかな？

｢ラルプ・デュエズとモン・ヴァントゥは制覇した。ガリビエは日程的に登れなかった｣とのことです。残念ですね。だけどもう一回フランスに行く理由が出来たじゃないですか!　次に行くときは｢トゥールマレー｣も制覇して下さい。

N本さん、実はまだフランス滞在中です。自転車日程は終了して、今は観光日程を満喫中。羨ましいですね。

当店のお客様方、｢今まで自転車でやれなかったことをやるぞ! 今やるぞ!」というモードに入っている方が今年は多いです。コロナ禍が明けたこと、そしてそろそろ還暦を迎える方が多いことが理由かもしれません。｢人生は短い｣とビートルズも歌っております。身体が元気に動くうちに、また疫病が流行らないうちに、また大地震が来ないうちに、そして世界が平和なうちにやりたい事をやっちゃいましょう!　私もそんな意識で毎週自転車で遊んでおります(フランスは行けないけどね)。