今日はお仕事を兼ねて奥多摩を走っていました。
先月から毎週定休日ごとに避暑地ライドを楽しんでいるじて吉です。酷暑の千葉県を逃げ出して標高の高いところで納涼サイクリングです。しかし正直言って遠方に行くのは面倒臭い。「ここ八千代から一番近いところで標高千メートルに登れるところは何処か?」と考え、今回は奥多摩に狙いを定めました。
ルートはこんな感じ。目指すは風張峠、標高1160mです。起点は秋川渓谷。水根本宿線~風張林道で登って、奥多摩周遊道路の標高千メートル区間を楽しんだら、檜原街道で下って起点に戻ります。距離55km、獲得標高1100mの軽めのヒルクライムルートです。狙い通りの納涼ライドとなるでしょうか?
今回はお仕事も兼ねています。お客様Hさんのフロントホイールの動作確認です。「高速域で下るとき振動する」とのこと。ホイール&タイヤに目視で異常は確認できませんが、潜在的な問題があるのかを私のバイクでテストします。風張峠からひたすら下るので充分テストできるでしょう。
異様に空いている首都高を抜け、1時間半で秋川渓谷に着きました。8時にスタート。この時点では曇り時々晴れ。今日は「午後から雨」と予報されているので正午ゴールを目標に走ろう。
序盤のK205水根本宿線は北秋川沿いに少しずつ登ります。激しく流れる渓流沿いなので涼しい。檜原街道と違ってクルマも少ない。「おぉこれは良い道だ」と思っていたら…
風張林道への分岐から急に勾配がキツくなりました。ず~っと激坂。たまらず降りて押す場面も増えます。
途中から小雨が降り出しましたが深い森の木々が傘になってくれます。木陰で携帯食をパクパク。
これが都民クライマーに有名な「風張林道の巻き貝」
登ると絶景が拝めるんですが、今日は生憎の眺望でした。
奥多摩周遊道路は普段はクルマとモーターサイクルがブンブン走っているのですが、今日は天気がイマイチなので空いてました。月夜見第一駐車場まで走ったけど生憎の眺望でした。
小雨が降ったり止んだり。違う意味での納涼サイクリングになっちゃったな…
往路の水根本宿線~風張林道では一人もサイクリストに会わなかったけど、檜原街道では幾人ものクライマーとすれ違いました。
さぁ後は下って帰るだけ。ホイールの動作確認です。高所は路面が濡れていましたが、温泉から下のほうは路面が乾いておりコーナーをガンガン攻められます。ブレーキングも併せてテストします。
目標どおり12時にゴール。ちょっと濡れちゃったけど今週も楽しい定休日ライドでした。
え? 「納涼サイクリングに使えるルートか」って? はい! 涼しい道ですよ! 途中から「平均勾配12%、距離4km激坂」が現れるけど…