Cannondaleの「Adventure 2」が入荷しています。
勇ましい名前ですがこの自転車で冒険ツーリングに行く人はあまりいないでしょう。明らかにタウンユースを狙った設計のクロスバイクです。スカートでも跨ぎやすいモノフレームの形状は日本の”ママチャリ”と同じですね。
それではブリヂストンサイクルの”ママチャリ”と比較してみましょう。
まず”ママチャリ”に劣る点から。
この「Adventure」には前カゴ・フェンダー・リアキャリア・ライト・鍵が付いていません。これらはオプション装備となります。キックスタンド・チェーンリングガード・ふかふかサドルは装備しています。
タイヤは27.5×2.0″サイズのGoodYear/Transitです(普通のママチャリのタイヤサイズは26×1-3/8または27×1-3/8)。ちょっと特殊なサイズなのでパンクして近所の自転車屋さんに駆け込んでもタイヤ&チューブの在庫が無いことが多いでしょう(当店にはあります)。
次に利点。
まず車体が軽いです。実測14.8kgでした。普通のママチャリよりも7kg以上軽い。リア7速の外装変速と相まって軽快に走れるでしょう。
次に乗り心地。ファットなタイヤ、フロントサスペンション、ふかふか幅広サドルで快適です。
ディスクブレーキも高い制動力。ママチャリ(フロント:リムブレーキ、リア:ローラーブレーキ)よりも効きます。(ただし濡れるとギーギーうるさい)
前後輪着脱が容易なのも利点。出先でのパンク修理やクルマ積載が可能です。
そして価格。意外と安い。「アーリーサマーセール」価格で¥53,900(税込み)です。実はブリヂストンサイクルのママチャリは6万円以上する車種が殆んどなのです。
最後にデザイン。やっぱりちょっとお洒落。カラーリングは薄紫メタリックです。
試しに前カゴを付けてみました。Rixen&Kaulのバスケットホルダー(¥3070)とワイヤーバスケット(¥3380)を付けるとこんな感じになります。簡単に着脱可能な前カゴです。
通勤・通学・お買い物はママチャリのようにこなせて、週末サイクリングではママチャリよりも軽快に走れる「Adventure 2」、是非どうぞ。