今週の定休日はお客様3名とグルメライドしてきました。「山を越えて街中華を食べに走る」です。
目的地は久留里駅前の「喜楽飯店」さん。このお店は数年前から狙っていた私の「課題食堂」です。お客様Iさんがルート考案とスケジュールしてくれてようやく実現しました。
起点は富津公園です。最短距離なら往復60km・獲得標高500mくらいで行けるところを、わざわざ遠回りして往路も復路も鹿野山を登る、物好き自転車好きルートを引くIさんです。往復90km・獲得標高1400m。美味いものを食うならしっかり腹を減らして、腹いっぱい食ったらそれを消化しろってことですね。
朝8時にスタート。この日は午前中は快晴、午後は曇りでした。通勤時間帯ですがクルマの少ない田舎道で快調に進み鹿野山へ。
鹿野山へ登る道は何本もあって、房総の自転車乗りはそれぞれの登り口に名前を付けました。この日は往路は「宝竜寺口」から登って「福岡口」へ降り、復路は「秋元口」から登って「更和口」へ降ります(他にも「馬登口」とか「別荘口」なんて道もある)。私は「宝竜寺ルート」は初めて登ったのですが、勾配が緩く道幅が広く登りやすい道でした。一発目の登りには丁度良い。
頂上の神野寺へ参拝。何度も登った鹿野山ですがちゃんとお参りしたのは初めてです。
アウターを羽織って「秋元口」へ下ります。この日はちょっと肌寒くウィンドブレーカーを着たり脱いだりを繰り返しました。
10時半頃に「喜楽飯店」に到着。
久留里駅の真正面に建つ「喜楽飯店」さんですが店構えは(ある意味)凄い。人に勧められないとなかなか入れないエントランスですが、個人的にはこういう方がわくわくします。過去にメディアでも紹介されたお店のようです。
私は回鍋肉定食と餃子をオーダー。街中華は絶対に一品じゃ済まない。そして配膳が早い。味が濃くて美味い。隣の人が食べてるのも美味そうに見える。「次に来たときはコレ食おう!」と食いながら考えちゃう。それが街中華です! ごちそうさまでした。
復路は鹿野山いちばんの難所「秋元口」から登ります。ハァハァ、勾配がキツい。自転車は軽いが身体が重い。
九十九谷展望台でしばし休憩。ここを越えれば一安心。あとは惰性で帰るようなもんです。
「更和口」へスイスイ降りたら程なくして東京湾へ。海辺のカフェ「テラス・プサラス」さんで珈琲休憩。臨時休業だったのに特別に入れてくれました。美味しいコーヒーとチーズケーキでゆっくり休めました。ごちそうさまでした。
海沿いをのんびり走って15時半にゴール。終盤、黒い雲が立ち込めてきましたがお天気はなんとか持ってくれました。
楽しかった。快適に走れる田舎道、それなりにキツい登り坂、程良い休憩、そして美味しい食事で適度な疲労感と満足感に満たされたグルメライドでした。次は何を食べに行こうかな。