22/07/14

下見 in 軽井沢

次の日曜日に「今月のロードバイクイベント」を控えておりますが、来月のイベントも考えておかねばなりません。というわけで昨日の定休日は候補コースの下見走行をしてきました。

今回の舞台は軽井沢周辺、群馬~長野の県境です。起点は群馬側の松井田。まず北上して倉渕~二度上峠と登り、北軽井沢~R146~軽井沢町と避暑地サイクリングを楽しんだら最後は碓氷峠で起点に戻る、距離98km・獲得標高2200mのルートです。

朝9時に松井田をスタート。「曇り 時々晴れ 時々小雨」のイマイチなお天気ですが暑さは抑えめ。
このコースの大きな登りは3つ。序盤のK33(距離10km・獲得標高500m)、メインの二度上峠(距離23km・獲得標高1100m)、オマケのR146(距離9km・獲得標高300m)。どれも勾配はユルめなので「ローギアで黙々と漕いでゆけば登れるだろう」と淡い期待を抱いて登ります。
ここ数日の大雨で林道は土砂流入が多発していたようです。所々で土砂撤去作業していました。しかし通行止めはありませんでした。

倉渕の町でしっかり補給してから二度上峠に挑みます。下見走行では「峠道が始まる前に補給ポイントがあるか」「最後の自販機はどこか」を確認しておくことも大事です。
初めて走る二度上峠はなかなか良い道でした。前半は直線的な登り。碓氷の山を見上げながら烏川に沿って進む景色の良い区間です。後半は九十九折れ。静かな深い森の中を少しずつ進む森林浴区間です。

12時半に登頂。はぁ~気持ち良い疲れだ。先々週のキャンプツーリングでは登りが本当に辛くて全然進めなかったけど、今回はスイスイ登れた。やっぱりキャンプ装備って重いんだな。それに二度上峠は勾配がユルくて登りやすい。
山の上も下界も雲に覆われて目の前の浅間山は今日は見えませんでしたが、心地良い満足感を携えて北軽井沢に下ります。

コンビニで補給したらこの日最後の登りR146へ。
ピークまでもうちょっとのところで「イタリアンジェラート」のノボリの誘惑に負けてアイスクリーム休憩。
クルマと同じ速度で軽井沢町へ下りながら気温の上昇を肌で感じます。街の喧騒を早く抜けたくてR18を全力で走りますがここで脚が攣って悶絶。コンビニでちょっと休憩。

街中は渋滞するほどクルマが多いのに、バイパス入り口交差点を過ぎるととたんにクルマがいなくなります。みんなそんなにクネクネ道が嫌いか? 俺は大好きだぞ!
交差点からほんの数百メートルで再び静かな森へ。不思議な気分になります。バイパスが引かれている峠の旧道ってのは自転車乗りにとっては天国ですね。


碓氷峠は全開で駆け降りれば15分くらいで麓まで下ってしまいますが、昨日はしっかりブレーキを掛けながらゆっくり走りました。「旧国鉄 信越本線 横川~軽井沢間アプト式鉄道」の遺構を見学しながら下ったのです。「碓氷第三橋梁 めがね橋」が有名ですが、大小いろいろな橋梁が建っておりそれぞれ違う表情を見せてくれます。


野生動物にも会えました。カモシカとキツネです。こいつら全然逃げないんです。呑気なもんだ。


めがね橋から碓氷湖までの区間は「アプトの道」をのんびりお散歩。自転車乗車禁止なのでゆっくり押して歩きます。
こんな感じで1時間以上かけて碓氷峠をくだり、16時頃にゴール。

良いルートでした。登りの試練、森の癒し、雄大な景色、史跡の情緒、避暑地の涼しさ、いろいろ与えてくれる道です。だけどイベントで使うかどうかはちょっと考え中です。やっぱり軽井沢はちょっと遠いな。ここ八千代から片道200km・3時間は日帰りイベント地としては難しいですね。皆さんの御希望が多ければ8月のイベントで使おうと思います。

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