【昨日の日記の続き】
夜中に何度も目が覚め、浅い眠りを繰り返しながら翌朝は7時半に起床。良いお天気。朝から暑い。半袖1枚で充分。いつもキャンプツーリングって2日目の朝の撤収とリスタートがダルいのですが、この日は何だか爽やか。9時半に再スタート。

2日目の登り坂は2つ。折八古関林道と本栖みち。どちらも標高差600m級の中級山岳ですが、これを登ればあとはのんびり湖畔サイクリングが待っています。
ボトルの水が残りわずか。まずは山を下りながら自販機を探します。上九一色村で補給に成功したら登坂開始!

折八古関林道もクルマが全然いなくて快適でした。御坂山塊の峠道は自転車で走り易いですね。
天候と体調と機材が良好で、時間と水に余裕があり、クルマの通行が少ない道だとキツい登坂サイクリングも楽しいです。…と思っていたら後輪のチューブレスタイヤのエアが甘いのに気付く。微妙にエア漏れしてます。とりあえずこのまま前進。

身延町古関まで下ったら、いよいよ最後の登りR300本栖みちです。国道なのでそれなりにクルマの通行がありますが、勾配は緩いので坦々と漕いでゆけば登れます。だけどもう疲れちゃった…　｢ゆるキャンのなでしこは折り畳み小径車でこの坂を登った。俺も登れる｣と言い聞かせながら黙々と漕ぎます。

13時頃に登頂。本栖湖に到達。あ～疲れた。だけどここまで来れば一安心。
本栖湖を見下ろす展望台でボ～ッと休んでいるとオリーブオイルの焦げる匂いが漂ってきました。匂いの元は眼下のキャンプ場。あぁこれが有名な洪庵キャンプ場ですか。皆さん楽しんでますね。だけど今日も富士山は見えませんね…

本栖湖・精進湖・西湖・河口湖と富士四湖の湖畔をなめるようにゆっくり走り、二日間のサイクリングの終盤を楽しみます。15時にゴール。

楽しかった。来て良かった。達成感・満足感・自己肯定感、そして程良い疲労感に満たされたツーリングでした。御坂山塊の林道はどこもクルマが少なくて走りやすく、静かな深い森の中でゆっくりと森林浴サイクリングを楽しめました。心残りは富士山のお顔が最後まで見れなかったことだけかな。梅雨入り前にこんなツーリングが出来て良かったです。