20/03/20

Turboラピッドエア 交代



冬のあいだデモバイクで使ってきたチューブレスタイヤ「スペシャライズド/Turboラピッドエア(700×26c)」を交代させます。これを機にこのタイヤの感想を書いておきましょう。
バイクはS-Worksルーベ2017モデル、ホイールはRoval/C38、シーラント剤はNoTubesを約40mlで走りました。エア圧は約80psiが好みです。
11月までは700×32cのグラベルタイヤで走っていたこともあって、このラピッドエアに換えたときはバイクの変化が劇的で楽しめました。私のルーベが全く別物のバイクになりました。端的に言って「速くて楽」です。
まず軽い。超軽量ホイールではありませんが、タイヤの軽さは漕ぎ出し・登坂・加速の度に感じられます。脚元が軽いと速くて楽です。
そして乗り心地が良い。無闇にコツコツ跳ねてグリップ感が無かったりせず、しっかり路面の凸凹を舐めるように進んでくれます。私は低圧で走るのが好みですが、グニャグニャと不安になるような柔らかさにもなりません。グリップ感が良いのでコーナーでも安心。乗り心地が良いのは結果的に「速くて楽」です。
欠点は耐久性です。写真下は後輪。正確な走行距離は測っていませんが2千km以上・3千km未満使いました。まだ少しスリップサインが残っていますが、エアを保持しなくなりました。「3千kmもたない」と思っていた方が良いでしょう。前輪はまだ丸いですが、小さなパンク穴をシーラント剤が塞いだり決壊したりを繰り返しているのでもう棄てます。「パンクに強い」という程では無さそうです。レーシングタイヤなので仕様がないですね。
Rovalのホイール、Mavicのアルミリムホイールとの相性は良いです。Mavicのカーボンリムホイールとの相性は悪いです。その他のホイールは分かりません。
Rovalユーザーには自信を持って勧められる高性能タイヤです。「低圧でグリップを活かして速さを得る」というチューブレスの良さを体感できるタイヤです。¥7,920で販売しております。

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