今週末、チューブレスユーザーから｢手強い｣と恐れられているホイール｢Mavic/Cosmic Carbon UST｣のタイヤ交換依頼が2件続きました。コスカボUSTはマヴィック製タイヤ｢Yksion｣なら難なく嵌め外しできるのですが、マヴィック以外のチューブレスタイヤだと難儀することが多いです。今回も掌の筋肉がぐったり疲れました…
最初はコンチネンタルの｢GrandPrix5000TL｣に交換の御依頼(写真上)。キツかった～!　｢こりゃあ物理的に無理だろ｣って外周サイズです。タイヤレバーで嵌めました（樹脂製タイヤレバーならチューブレス嵌め外し作業に使っても大丈夫です)。シュワルベのタイヤレバーは丈夫だ!
次は｢嵌めたタイヤが外れない｣という御依頼。スペシャライズドの｢S-Works Turbo｣のタイヤビードがリムから落ちません…　これもキツかった～!　本当に外れない…　タイヤレバーでゴリゴリやってるうちにタイヤのサイドが傷ついてしまったので止む無くタイヤを切断してホイールから外しました。残念…
同じマヴィックUSTホイールでも｢Ksyrium｣シリーズは嵌め外しが容易ですが、あまりユルいと今度は｢膨らまない｣という問題も起きます。また「チューブレステープは何を巻いたか・どのくらい巻いたか｣も作業性に大きく影響します。
このようにチューブレスのホイールとタイヤは相性を見極めるのが大事ですが、｢相性が合う・合わない｣ってのは実際にタイヤを嵌めてみないと分かりません。タイヤ銘柄拘りとタイヤ脱着技術と腕力が無い方はコスカボUSTにはマヴィック純正タイヤ(写真下)を使うことをお勧めします。