Spceializedの人気車種「Chisel」をお買い上げ頂きました(写真上)。上級グレードの「チゼル・エキスパート」です。毎度ありがとうございます。
「チゼル」の特徴は「軽い、コスパ高い」です。実測車重は11kgジャスト(Sサイズ、ペダル無し)でした。実売20万円弱で買える29erのMTBとしては特筆すべき軽さです。フレーム本体は「スマートウェルド」という特殊な工法で溶接され、強度と軽さを突き詰めたアルミフレームです。コンポはSRAMの「NX Eagle」 1×12速、フロントサスは「Rockshox/Reba」 ソロエアー。製造コストのかかるフレームにソコソコ良いパーツが付いてコスパが高いバイクです。
写真下の泥まみれのバイクはコスト度外視のウルトラ軽量MTB「S-Works Epic HT」です。お客様Iさんの戦闘機です。昨年8月に納車したときの実測車重は8.7kgでした。2月のMTBイベントでちょっと乗らせてもらったのですが「何だコリャ? 本当にMTBか?」って軽さでした。
「チゼル」にしても「エピックHT」にしても軽さの秘訣はフレームです。「チゼル」はアルミ、「エピックHT」はカーボンという違いはありますが、どちらも極薄のパイプを使って究極の軽さを求めながらもXCレーシングバイクに求められる強度をしっかりと確保しています。「こいつらをドロハン仕様にして、もうちょっと大きいチェーンリング付けて、700×40cくらいのグラベルタイヤを履かせれば、完璧に俺の求めるキャンプツーリング用グラベルバイクになるぞ!」と思っちゃったけど、ショップの店長がそんな変なバイク乗っちゃダメですね…
MTBで遊ぶフィールドは”野山”ですが、山には当然のごとく登り坂があるので軽さは重要なファクターです。軽さがウリの2台のスペシャライズドMTB、お勧めします!