先日のグルメライドではチューブレスタイヤがパンクしました。｢パンッ!ブシュ～!｣という大きな音でびっくりして、見ると五寸釘みたいな太いピンが刺さっていました。シーラントが隙間を埋めようと頑張っていますがプスプスと空気が抜けてゆきます。
わたくし、MTBやロードバイクでチューブレスを長年使ってきましたがパンクしたのは今回が初めてです。お店でお客様に｢チューブレスってパンクするの?｣と聞かれると｢もちろんパンクしますよ!｣と偉そうに言っていたのに、今回は｢あぁ…チューブレスもパンクするんだぁ…｣と思ってしまいました。
それはともかく直さないと帰れません。街中で道行く人にジロジロ見られながら修理しました。
チューブレスのパンク修理は基本的にはクリンチャーと同じです。スペアチューブを入れて対処します。違うのはチューブレスバルブを抜くことと、ベチャベチャするシーラントに我慢する点くらいです。チューブレスバルブを抜くのは造作無いですが、シーラントのベチャベチャは不快です。｢これからはコンビニでくれるお手拭きを大事にとっておこう｣と思いました。
タイヤの裂け目が大きいときはタイヤの内側から傷口を塞ぐものを当てがって対処します。私は古タイヤの切片を使います。このタイヤは傷口が大きいのでもう使えませんね。お店に帰ったらタイヤ交換です。五寸釘がホイールのリムを貫かなかっただけでも幸運と思います。
チューブレスタイヤのパンク修理、クリンチャーのパンクに対処できる方なら大丈夫です。｢特別なタイヤだ｣と構えることなくチューブレスも使ってみてください。