2018年モデルの｢Specialized/Venge Elite｣をお買い上げ頂きました。初期型フレームのヴェンジです。当店でこの一型ヴェンジを納車するのは、おそらくこれが最後でしょう。2019年のラインナップからこの型のヴェンジはカタログ落ちしてしまったのです。
息の長いモデルでした。初登場したのは2011年の夏。10年以上前ですが、この初代ヴェンジのフレーム、まだまだ第一線で戦えます。硬さと軽さと乗り心地のバランスがとれた完成度の高いフレーム。たくさん売りましたが顧客満足度も高いです。
トライアスリートからの支持も高いヴェンジ。このバイクのオーナーのIさんもトライアスリートです。｢ヴェンジ・エリート｣は完成車ですが、今までIさんが乗っていたバイクからほぼ全てのパーツを移し替えました。使い慣れたパーツを付けて乗って頂きます。ハンドル回りも全交換。標準装備の高級ハンドルバー｢S-Worksエアロフライ｣は交換してしまうトライアスリートが多いです。DHバーが付けられないからです。スペシャライズドとしては奮発したつもりでしょうが、このハンドルだけはトライアスリートには不評です。
新車が組み上がり、シーズン開幕に向けて戦闘態勢は整いました。冬の間のトレーニング、頑張ってください。