フルモデルチェンジした「S-Works Tarmac SL6」をお買い上げ頂きました。当店で新型ターマックが売れたのは今回が初めてです。
新しいターマックは空力性能UPと軽量化を狙いに開発されました。トップチューブとシートステーに段差がついたカギ型フレームやD型断面のパイプは空力効果を狙ったものです。パッと見てすぐに「新型だ」と分かるデザイン上のポイントでもあります。
新旧のターマックを並べるとよく分かりますが、新型は明らかに見た目が華奢になっています。フレームパイプもフロントフォークも細くなり、BBシェルやヘッド回りのボリューム感も抑えられています。いかにも軽くなった印象です。
細く軽くなったからと言ってフレーム剛性が落ちているわけではありません。従来型以上の剛性を備えています。前人未到の「ロード世界選手権 三連覇」を達成したペーター・サガンのスプリントがそれを証明しています。
今回はDi2デュラエースで組みました。写真の装備状態で実測車重7kg弱です。オーナーは実業団レーサーのIさん、「レース用チューブラーホイールに履き替えたら6.8kg(UCI規定の最低重量)を切ってしまうかも」と嬉しい心配をするIさんです。今シーズンのレースも残り少ないですが、このNewバイクで頑張ってください。