GPSレシーバー内蔵のサイコンといえば、これまではGarmin/Edgeシリーズの独壇場でした。走行ログを記録して「STRAVA」などのスマホアプリを使ってルート管理したりトレーニングしたり見知らぬ人と仮想レースしたりと楽しんでいる人は皆 Garminとアプリを連携させています。
ここ1~2年で急速に普及しているパワーセンサー内蔵クランクのユーザーもGarminを使ってパワーメーターを見る人が多いです。
Garmin/Edgeシリーズの難点は価格が高いことです。機能を簡略化させた最廉価モデル「25J」でも定価\18,144、最も売れ筋のモデル「820J」は定価\64,584もします。
ここにGarminの対抗馬が登場しました。「Bryton」というメーカーの「Rider」シリーズです。特徴は何といっても価格が安いこと。売れ筋モデルの「Rider310」(写真上右)は\13,890、最廉価モデルの「Rider10」(写真上左)は\9,620で販売しております。写真下の最上級モデル「Rider530」は\29,930です。各モデルとも本体のみ(ケイデンスセンサー無し)もラインナップされており、これなら更に安くなります。
バッテリ持続時間が長いのも利点です。Rider310は36時間、Rider10は25時間、Edgeシリーズの2倍以上です。
全モデルともGPSレシーバー内蔵で「STRAVA」に自動同期可能です。地図は出ません(Rider530の地図は殆んど使い物にならない)。パワーメーターに対応するのはRider530とRider310。Di2対応はRider530のみ。
「手頃な価格のGPSサイコンが欲しかった」という方は是非どうぞ。私はRider530を試用してみます。触ってみたい方はお店でご覧ください。