わたくし、昨日の「日曜サイクリング」で走行中にメンバーに怒鳴ってしまいました。当店の朝練はレースの練習では無いので「もっと踏めぇ!オラァ!」とか「休むな!コラァ!」などとは怒鳴りません。何て怒鳴ったかって言うと「”後続”って言ってんだろ!ゴラァ!」と叫びました。
昨日の朝は後半にペースが上がり、皆さんちょっとヒートアップしていたようです。平地の直線で抜いたり抜かれたりを楽しんでいた皆さんですが、後続車が来たので私が「後続!」と声掛けしました。しかしそのまま横に広がって抜きつ抜かれつ状態で加速していたので「コーゾクつってんだろっ!!ゴラァァ!!」と怒鳴りました。
イベントを主催するショップの店主としていちばん怖いのは事故です。楽しいサイクリングが一瞬にして悲劇に変わります。「淡々と走るだけでなく、時には戦闘的に走りたい」という皆さんの気持ちも解りますが、安全を確保したうえでスピードを楽しみましょう。怒鳴りつけたのは私より目上のお客様ばかりなのですが”注意喚起”の意味を込めて皆さんを後ろから怒鳴りました。それに危険行為を見てもお客様同士だとあまりきつい口調で注意できません。大きな声で注意・警告するのは私の役目です。
…しかしその後の休憩ポイントのコンビニで「○○さんがあそこで加速してさぁ」とか「○○さんが速くてさぁ」と楽しそうに談笑しているオッサン達を見て、「駄目だコリャ…」と自分の声の威力の弱さを実感したのでした…
(※写真と本文は関係ありません)