当店の夏の風物詩は、お店の裏に並べられたパンク修理待ちのママチャリ群です。学校が夏休み期間中はこの列が絶えることがありません。
夏は本当にパンク修理が多いです。夏休み中に自転車で走り回る子供たちは、ちゃんと空気を入れて走らないのですぐにパンクさせます。また、高温多湿によりタイヤ・チューブ・バルブなどのゴム製品が劣化しやすくパンクの原因となります。連日の猛暑でタイヤ内のエアの抜け方も早くなり、本当はパンクしていないのに「しぼんだ、パンク直して」と来店する方も多いです。
これだけ修理待ちママチャリが溜まるとその場ですぐ直してあげられることは殆んどなく「半日ほどお預かりします」と、自転車を置いて一旦帰っていただく場合が多いです。実はこのお預かり時間はかなり長めに言っています。ママチャリ修理作業中にスポーツ車の納車・整備・商談が入ったら、スポーツ車のほうを優先するからです。御勘弁ください。あらかじめ割り込み作業を見越して多めの時間を貰っているのです。
そうは言っても5~6台も修理待ちママチャリが溜まると私も余裕が無くなってきます。顔にも言葉にも動作にも焦りが表れているのを自分でも感じます。きっとお客様方には不快な思いをさせていることもあるでしょう。申し訳ございません。
夏休み期間が終わるまであと一週間。このパンク修理地獄を抜けるまでもう少しの辛抱です。