お客様KさんのSpecialized/Vengeです。BBシェルの下に潜水艦のソナーのような黒い突起物が付いてますね。これはDi2のバッテリの固定台座とカバーで、スペシャライズドがDi2ユーザー向けにオプションで用意しているパーツです。通常、Di2バッテリ台座はダウンチューブにボトルケージと共締めします。しかしエアロロードのヴェンジですから、Di2バッテリも剥き出しにせず空力効果を、ということでしょう。
Di2ユーザーの皆さんと接していると、多くの方が「バッテリを隠したい」と思っておられるようです。「自分のバイクもシートポスト内蔵バッテリに出来ないか?」「何とかしてバッテリ台座をフレーム下に固定できないか?」といった相談をよく受けます。やはり皆さん、ロードバイクはすっきりした外観の方が良いようですね。私なんかは「俺のバイク! Di2だぜぃ!」的なアピールができる剥き出しバッテリの方が良いんですが、そんなミーハーな人はいないようです…
このバッテリケース、やっぱりカーボン製で結構なお値段します(定価\13,650)。しかしKさんの御希望通り、スタイリッシュな外観に生まれ変わりました。BBハイトがかなり低くなるので、縁石を超えるときなどは注意して下さい。