お客様のNさんが、リアディレーラーの補修パーツと、KCNCのプーリーを御注文くださいました。プーリーの大径化を試してみたかったNさんは、リアディレーラーのアームを自分で加工して、ガイドプーリーを13Tのものに交換したのです(写真の状態)。
リアディレーラーのプーリーの大径化に興味を持つお客様は多いです。その効き目の程は別にして、ほんの少しでも性能アップに繋げられるのであれば試してみたくなるのが自転車乗りの性ってもんです。しかしディレーラーのケージごと交換するカーボン製の大径プーリーは数万円もする高価なものばかりです。
この「ちょっとだけ大径化」なら三千円ほどで実現可能でした。Nさん曰く「13Tならディレーラーのアームを伸ばさなくても使用可能(アームの切除加工が必要)、変速性能にも問題なし」とのことでした。普通のプーリーよりもちょっとだけ大きくて、大胆に肉抜きされたプーリーはドレスアップ効果も高いですね。