皆さん、金環日食はきれいに見れましたか？　じて吉は最初は興味なかったのですが、お客様に話を聞いているうちに日食が見たくなってしまいました。
そこで昨日の朝、｢自転車で走りながら金環日食を見よう｣と走りに出ました。じて吉は自転車屋ですから何でもかんでも自転車とこじつけます。
金環メガネを買いそびれてしまったのですが、｢いちばん濃い色のサングラスでチラチラ見れば問題あるめぇ｣とお日様をなめきった金環チラ見作戦を慣行する無知なじて吉です。
しかし金環日食が見れる7時半頃、東の空は厚い雲に覆われ、チラ見どころか凝視しても太陽が何処にあるのか分かりません。むしろ、戸惑いながら空を見上げる街の人々の表情の方が面白い…
新川沿いを走っているとき、やっと雲の向こうにお日様がうっすらと見えました。｢オォ～ッ!キンカン!｣と喜びましたが、既に金環の”環”のところは終わってます…　それでもそんな｢眩しすぎる三日月｣のようなものにバカチョンカメラを向けてシャッターをピコピコ押すじて吉でした。
お店に戻って数十枚の曇り空の写真を見ながら、｢俺としたことがミーハーな真似をしちまった…　お月様が欠けても誰も騒がないのに、お日様が欠けると大騒ぎするなんて皆どうかしてる｣と、金環日食が見れなかったことを世の中のせいにし、三百年に一度の天体ショーに難癖付けるじて吉でした…