来期のスコットの注目モデルは写真の「フォイル」です。「アディクト」に代わりスコットのコンペティティブ系を担うこのNewモデルは、空力を意識したデザインのフレームを持っています。
今年のトレンドである「エアロフレーム」は、過去に時々にみられた単純な翼断面形状の「ハッタリ系エアロ」とは違い、流体力学の解析を行い、数十種類の形状の試作品を用意し、風洞実験を繰り返して開発されており、最新技術に裏打ちされたエアロロードです。エアロ系ロードバイクを発表してきたブランドは各社とも自社の技術に自信を持っています。
今期はグランツールから姿を消したスコットのバイクですが、来期はオーストラリアの強豪チームに供給が決まり、また注目を浴びそうです。