次の日曜日はMTBイベントを実施します。群馬県の赤城山周辺の林道を走ってきます。
しかし当初は、福島県と栃木県の県境に位置する長距離林道を走る予定でした。なぜ赤城山に変更したかというと、先週このコースを偵察してきてくれたメンバーに「もうこの道は走らないほうが良い」と報告されたからです。震災により、崩落・倒木・落石などの被害を広範囲に受け、まともに走れない状態になってしまったのです。
当店のMTBイベントは山岳MTBマラソンが主体です。Wトラックと呼ばれるジープ道を、なるべく長距離を走って楽しみます。首都圏の山道は舗装化が進んでいますので、長距離の未舗装路はだいぶ少なくなっており貴重です。今回被害を受けたWトラックは、じて吉のいちばん好きなルートでした。景観が素晴らしいのです。だから「走れない」と聞いたときはとても残念でした。
いまは被災地復興に向けてエネルギーを使うときですから、この山奥の砂利道の復旧は望めません。写真は3年前に走ったときです。失ったものの大きさを感じます。