スペシャライズドのクロスバイク「シラス」をお買い上げ頂きました。春先に2011モデルが完売となってしまった人気車種「シラス」ですが、すでに2012モデルが市場投入されています。
新型シラスはフレーム形状が変更されました。旧モデルはトップチューブが弓なりに湾曲していましたが、新型は直線的なパイプ形状となりました。しかしトップチューブもダウンチューブも単純な丸パイプではなく、複雑な形状に加工されたパイプです。砂時計型のシートステーは従来通り。また、旧型はブレーキワイヤーのみがフレーム内蔵式でしたが、新型はシフトワイヤーも内蔵式となりました。リアのスプロケは8速から9速に増えています。
他社の売れ筋クロスバイクは毎年どんどん値下げしていますが、シラスは逆に若干値上がりしました。ライバル車種よりも明らかに高い価格設定ですが、「シラスは価格競争をしない」と言わんばかりに低価格路線を避け、高品質を貫いています。それでも売れ行きは好調です。販売店としては価格が高いことが心配だったのですが、お客様に支持され続ける理由がだんだん分かってきました。