今日は｢立春｣です。暦の上では今日から”春”なのだそうですが、｢氷点下を下回る冷え込み｣と天気予報で繰り返し言っています。クルマで出勤しようかと思いましたが、晴れた空を見て｢凍結に気をつければ大丈夫だ｣と自転車で走り出しました。
走り出してすぐに｢うぅ…クルマで出れば良かった…｣と後悔するほどの寒さで、早く温まりたくてグイグイとペダルを漕ぎます。10分も走るとジャケットとタイツで守られた身体は温かくなり、更に漕げば身体は汗ばんできます。けれど、顔面と指先と爪先はいくら漕いでも温まりません。
冬のあいだは自転車乗りは、こんな｢寒くて暑い｣という不思議な状態で走ります。あと一ヶ月ほど我慢すれば暖かい季節が来るでしょう。本当の春までもう少しの辛抱です。