自転車屋を営んでいる者としては「自分はエコな仕事に従事している」という自負があるのですが、この山のような廃棄物を見ると複雑な気持ちになります。写真は、交換の為に外したインナーケーブルとアウターケーブルで、箱いっぱいに入っています。長い年月をかけて溜まった訳ではなく、このくらいの量は割とすぐに溜まってしまうのです。ほかにもチェーンやタイヤなども大量に出るゴミです。
人力で走る自転車は、クルマに比べてエコロジーな乗り物であることは間違いないですが、そんな自転車でも安全・快適に走ろうと思うと資源の消耗は不可避あると、このゴミの山を見るにつけ考えさせられます。
…なんて奇麗事言ってますが、このような消耗品の交換作業は、パンク修理作業と並び自転車屋の大切な収入源です。ゴミの山を見ながら「毎度ありがとうございます」とも呟くじて吉です。