昨日の定休日はサイクリングイベントのルートの下見走行をしてきました。9月に予定している「車坂峠&コマクサ峠」のコースです。お客様IさんとNさんが同行して一緒にルートを検証してくれました。
こんなルートです。起点は小諸。スタートしていきなり超級山岳。標高1980mの車坂峠まで登ります。登頂したら約4kmのグラベルで更に登り、標高2060mのコマクサ峠へ。その後は嬬恋方面に下り、ライト級の長居峠を越え、上田方面を回って起点の小諸に戻ります。
距離70km・獲得標高2000mなので「レベル的には”中の上”くらいだな」と思っていたのですが、走り終えての3人の感想は…「う~ん、このルートはちょっと難易度高いね。日帰りイベントではキツいんじゃない?」という結論でした。
同行するIさんは坂バカイベント「The Peaks」の完走常連者。上級クライマーです。この日は軽量MTBで走りました。
Nさんは超級山岳はこれが初めて。グラベルロードで走りました。
私はE-MTBでラクさせてもらいます。こんなデコボコトリオで朝9時半に小諸市街をスタート。
スタートからいきなり気持ちを挫くような坂が続きます。車坂峠(チェリーパークライン)は難易度の高い坂として知られています。3人はすぐにバラバラに散ってゆきました。
朝のうちは上信越の山々を雲が覆い「お天気、大丈夫かな?」と心配しましたが、雨に降られることはありませんでした。
チェリーパークラインは所々に展望の開けた個所があるのですが、低く垂れこめた雲に覆われて景色はイマイチ。
私は動画や写真を撮ったり、脇道を偵察したり、後続を待ったりしながらダラダラ登って11時半に車坂峠登頂。山を覆う雲が晴れて展望が良くなってきました。
12時半頃にNさんが登頂。お疲れさまでした。その頃、Iさんは既に上田方面を爆走中でした。
距離4kmのグラベルのコマクサ峠は御褒美区間です。涼しくて景色が最高の天空ロードなのです。
未舗装路ですが、普通のクルマも通る固く締まった砂利道なので32cグラベルタイヤなら走れるでしょう。
登りですが傾斜がユルいので難なく登れます。
13時半にコマクサ峠に登頂。ここが本日の最高標高地点(2060m)です。
このときIさんは既に小諸にゴールしていました。
湯ノ丸高原~嬬恋と快調に下り、長居峠をヒ~コラ越えて、R144をクルマと同じペースで下り、真田幸村の里へ。真田氏の城跡を見学しました。
右手に千曲川沿いの市街地を見下ろし、左手にはいま越えてきた高峰高原と浅間山を見上げながら小諸に戻ります。ここも標高700m以上なんだけど、やっぱり山の上に比べると暑いなぁ…
16時半頃にゴール。Nさん、お疲れさまでした。Iさん、たいへんお待たせしました。下見走行を終えて3人一致した意見は「これは上級者向けルートだね」「じて吉イベントではこんなに走らなくても良いんじゃない?」となりました。
というわけでルートを修正してみました。起点を軽井沢に変更。千メートル林道でウォーミングアップしてから車坂峠~コマクサ峠へ。蓼科~上田は回らずに下って軽井沢に戻ります。これで距離65km・獲得標高1630mに短縮。中級者でも走り切れるでしょう。クルマでの移動時間も短縮。いかがでしょうか?来月実施予定です。