23/11/01

温泉に浸かりに走る(道志山塊編)

だいぶ涼しくなってきました。温泉ライドとコーヒーライドが楽しい季節です。というわけで今日は「温泉に浸かりに走る」をしてきました。

今回の舞台は道志山塊、狙いの湯は都留市の「月待ちの湯」です。大月を起点に鈴懸峠・雛鶴峠・厳道峠・道志みち・道志峠と幾つもの難所を越えて温泉へ。距離84km・獲得標高1,900mとちょっとキツいルートです。はたしてのんびり湯に浸かれる時間は残るのでしょうか?

朝8時半に猿橋をスタート。お天気快晴。11月の甲府の山間部とは思えないほど暖かいです。
いきなり登り坂から開始。冬用アンダーシャツの袖をまくって登ります。順調に進んで鈴懸峠(標高720m)を通過。

富士山の手前に見えるドームは山梨リニアの試験路です。ここから「月待ちの湯」までは僅か4kmほどですが、わざわざグルっと60km遠回りしてから温泉に入ります。自転車乗りとはそんな酔狂なものです。
K35を下り、秋山の集落を通過。ここまで順調。

しかしメカトラブル発生。右シフトレバーが反応しない。あぁこれは昨年秋の軽井沢での症状と同じだ。SRAM/e-Tapの無線変速スイッチのバッテリ切れだろう。あのときの教訓で予備のボタン電池(CR2032)を1個持っていました。右レバーの電池を交換したら復活しました。しかし「左レバーの電池も切れるんじゃないか?」という不安が…
幸い左レバーの電池は最後まで持ちました。これからはボタン電池を2つ携帯しよう。

中間地点の巌道峠(標高800m)が今日いちばんキツかった。ガクンとペースが落ちます。12時前に峠のピークを通過。
帰りが遅くなるのは嫌だから14時までに「月待ちの湯」に着けなかったら温泉は諦めよう、と時限を定めて進みます。

道志みちは傾斜がユルく良いペースで登れますが、相変わらずクルマとトラックとモーターサイクルが多い。お腹すいたけど携帯食で我慢。

道志峠(標高1,050m)も勾配はユルめで頑張れば登れます。「絶景が見えるところで休憩しよう」と考えながら登りましたが展望ポイントが全然ない峠でした。今日は幾つも峠を越えたけど”絶景スポット”にはお目にかかれませんでした。まだ紅葉にも早いなぁ…

さぁ登りはほぼ終了。あとは下って温泉を目指します。だけど自分で決めた「温泉タイムリミット14時」までギリギリだな。間に合うかな。
…14時10分頃に「月待ちの湯」に到着。「ちょっと過ぎちゃったけどまぁ良いや」と自己ルール無視で温泉へ。

良い湯でした。ぬるい湯舟の中でちょっと眠っちゃいました。コーヒー牛乳を飲んだら撤収。
もう夕方ですが暖かい日だったので、再スタート後も湯冷めせずに走れました。

都留から大月までの帰路15kmは下り基調ですが、通行量の多いR139甲州街道なのでちょっと危ない。気を抜かずに走って15時半にゴール。

楽しかった。絶景と紅葉は見れなかったけど、たくさん走って温泉で身体を癒せました。
次の日曜日も温泉ライドの予定です。お客様と一緒に奥鬼怒の秘湯を目指します。今週末も晴れると良いな。

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