23/07/20

検証 Compact Neo ②

今週の定休日もCannondale/CompactNeoのテストでお山を走ってきました。
先週のキャンプツーリングでは最弱アシストのLowモードで登り電費を確認しました。今週は中間アシストのMidモードでどれだけ登れるかをテストします。

登るのは筑波連山です。つくし湖を起点に裏筑波から風返峠へ登り、上曽峠~きのこ山~足尾山~加波山と縦走します。この前半でバッテリを使い切るだろうから後半は平地です。りんりんロードで起点に戻ります。

9:15 つくし湖 バッテリ残100% Midモードでスタート

今回はスマホのアプリでバッテリ状態を確認しながら登りました。ブルートゥースでバイクと繋ぎます。

9:35 梅園 獲得標高280m バッテリ残70% 引き続きMidモードで風返峠へ

10:08 風返峠 獲得標高526m バッテリ残47%
序盤の筑波山だけでバッテリを半分以上使ってしまいました。MidモードはLowモードよりも消費電力一割増しといった様子。
ここでアシストをLowモードに落としてテスト続行。

10:32 上曽峠 獲得標高712m バッテリ残31% 引き続きLowモードできのこ山へ

10:53 きのこ山 獲得標高913m バッテリ残12% 引き続きLowモードで足尾山へ

11:04 足尾山グライダー離陸場 バッテリ残8%
景色は最高。バッテリは風前の灯…

11:23 獲得標高1067m バッテリ残4%
遂にアシスト停止(システム維持のため残り4%でアシスト停止します)。一本杉峠から風力発電塔への登りです。この激坂は助けて欲しかった… トボトボと押して登坂…

ここから先は全て足漕ぎだけで走ります。まぁ何とかなるだろ…と思ったけどアシストが切れると途端にペースはガタ落ち・疲れは倍増のじて吉です。
12時半頃、岩瀬駅前の木陰で缶コーヒー休憩。あぁ疲れた。お腹すいたな。

お昼は「興ちゃん亭」さんへ。あんかけチャーハンをオーダー。デカ盛りのチャーハンをがっつきます。このお店、デカ盛りで有名なお店でした。塩気が身体に沁みる~ ごちそうさまでした。

食後はりんりんロードをのんびり流して起点に戻ります。午後はちょっと曇って丁度良い気温に。午前中に越えてきた山々を左手に望みながら、試走レポートを頭の中でまとめます。
14時半頃にゴール。総獲得標高1300m・走行距離61kmでした。

≪まとめ≫
【登坂】
Midモードだと高低差90m登ってバッテリ10%消費、獲得標高900m弱が限界。
Lowモードだと高低差100m登ってバッテリ10%消費、獲得標高1,000m強が限界。
確かにMidモードのほうがLowモードよりもアシスト力は強いですが、Lowモードでもしっかり押してくれます。緩い登りを時速13~17km/hくらいでスイスイ登れます。登坂だけならその辺のロードバイクをカモれる。
【平地巡行】
アシストさせなくても時速20~25km/hくらいで巡航できるので、平地ではアシストOFFしちゃっても良いでしょう(時速20km/h以上の領域ではアシスト力を殆んど感じない。時速24km/hでアシストは切れる)。
しかし時速28km/h以上で巡航するのはキツいので「ロードバイクと一緒にツーリング」は難しいでしょう。平地では単なる”重い小径車”です。

CompactNeo、これだけ登れればいろいろ遊べると思います。見た目が可愛くてお洒落なだけじゃなく、峠道でグイグイ押してくれる頼りになる奴です。オーナーの皆さん、街乗りだけじゃなくスポーツサイクリングにも活用してください。購入を御検討の皆さん、店頭在庫車1台あります。是非どうぞ!

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