22/07/11

自転車の任意保険について

御存知の方も多いと思いますが、この7月からここ千葉県も自転車の任意保険への加入が義務付けられました。お店でも今月に入ってから「自転車保険」についての問い合わせが急増しています。近年、自転車事故の増加が問題視されるようになり、各保険会社から多くの自転車保険が販売され始めました。今日の日記では簡単に「自転車保険」について説明したいと思います。

【保険加入は必須?】
自転車保険への加入は”義務”であるが”強制”ではないとされています。クルマの自賠責と違い、保険に加入しなくても罰則などはありません。
しかし常識を持つ方なら、クルマの保険も自賠責だけでなく任意保険に加入していますよね? 自転車の事故でも超高額賠償の事例が年々増えています。もしもの時に備えて、補償内容の手厚い任意保険に加入しておくことが自転車乗りの義務であると認識しましょう。

【どこで入るの?】
残念ながら当店は損保募集人資格を持たないので自転車任意保険の販売は出来ません(TSマーク付帯保険加入手続きは受け付けております)。個々の保険商品についての説明も出来ません。お店で各保険会社が配布する自転車保険のパンフレットを差し上げますので、これを参考に加入手続きして下さい(多くの保険はネット加入手続きできるようです)。
また、皆さんが御加入の「自動車任意保険」「傷害保険」「火災保険」「医療保険」などの特約で個人賠償責任補償が用意されているものもあります。

【何に入るの?】
今回の「保険加入義務化」では”損害賠償保険の義務付け”が謳われています。従って保険商品を選ぶ際には「個人賠償責任保険」に該当するものに加入しておくことをお勧めします。「個人賠償責任保険」は、事故相手の人身・物損が補償の対象となります。
また、事故の際はとうぜん自分自身も怪我を負っていることが想定されますので、自分自身の人身も補償の対象となる保険を選びましょう。
ちなみに私は生協の団体自転車保険に家族で入っています。
※TSマーク付帯保険は「事故相手の物損」は補償対象外です。
※クルマの任意保険と違い、自分自身の自転車の損壊保険や盗難保険が付帯している商品は少ないようです。

【まとめ】
掛金も補償額も補償内容もいろいろですが、御自分に合った保険を選んで早めに御加入ください。
しかしまずは事故を起こさないことが第一です。「車道の左脇を走る」「歩道を走るときは車道寄りを走る」「歩行者優先」「ながら運転しない」「交差点では安全確認」を意識して安全第一で走りましょう。

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