今週の定休日は新デモバイクの「Scott/Solace20」で栃木県の峠道を走ってきました。狙いの峠は川治温泉高原を走る「日塩もみじライン」と八方ヶ原高原を走る「八方道路」です。矢板市街を起点に時計回りに2本の峠を越える距離90km、獲得標高1600mのルート。初めて走る道ばかりなので楽しみです! …例によって予定通りにはいかない結果になるのですが…
朝10時、矢板をスタート。R461~R121を鬼怒川沿いに走り鬼怒川温泉方面に向かいます。出だしは順調。新車のシャキッと感と久し振りのリムブレーキロードの感触が新鮮。「紅葉してると良いな~」とか考えながら「日塩もみじライン」を目指します。
32km地点から「日塩もみじライン」に突入。ここから本格的に登り坂が始まります。この有料道路、標高1300mくらいまで登りますが、総じて傾斜がユルく登りやすい峠でした。インナー&ローで淡々と漕いでゆけば登頂できます。しかし紅葉には早かった… その名の通りモミジの木が立ち並ぶ道ですが、まだモミジもカエデも青々してます。ピーク付近でちょっとだけ色づいたモミジが見られました。また「有料道路」ってのは絶景ポイントが設けられている場合が多いのですが、この道は展望がイマイチだった。深い森の雰囲気を楽しむ峠道ですね。
「日塩もみじライン」のピークを越えて中腹あたりまで下ったら、東へ向かう林道を走って目的のK56「八方道路」に抜けます。しかし! 八方道路との交差点まで行って停められてしまいました! 復旧工事中、通行止めです…
止む無くK19まで引き返し、携帯食をボリボリ食べながら帰路を考えます。もう一度「日塩もみじライン」を登って同じ道を戻るか、R400「塩原街道」でグルッと迂回して矢板に帰るか… 「同じ道は嫌だ! もう登るのも嫌だ!」と迂回路を選択。山を下りました。
R400「塩原街道」は箒川沿いに走る景観の良い渓谷街道ですが、路肩が狭くクルマの交通も多いので景色を見る余裕がありません。真剣に走りながら、10年くらい前にMTBメンバーと一緒にこの道を走ったのを思い出しました。
K30をかっ飛ばして16時頃に矢板にゴール。20kmほど余分に走っちゃったけど面白かった。ここ最近の定休日ライド、予定通りにいかないことが続きますが、だんだんそのアクシデントが楽しくなってきちゃいました。