水曜日に走った高峰高原を道レポします。
本当は7月に予定しているサイクリングイベント「軽井沢~コマクサ峠~長倉山林道」のルート下見のつもりで行ったのですが、深い雪に阻まれて高峰高原(車坂峠)までしか走れませんでした。しかし標高2000mまで登るのですから充分満足して引き返してきました。
10時半に軽井沢をスタート。正面にそびえる浅間山のてっぺんは雪を被っていますが周りの山はもう春模様。山裾の「千メートル林道」を西に走りながら小諸方面に向かいます。
高峰高原に登る峠道は、長野~群馬県境までが「車坂峠」(チェリーパークライン)、そこから湯ノ丸方面に向かうダート林道が「コマクサ峠」と呼ばれます。私はここを登るのは2年前の夏以来2度目ですが、車坂峠が平均勾配9%の難所ということを忘れていました。「どこでラーメン作ろうかな~」なんて呑気に考えながら登っていましたが、キツかった… 心が折れる峠です。この峠はヘアピンカーブごとに若山牧水・島崎藤村など小諸にゆかりの詩人の歌碑が立っています。「その詩を詠む」のを口実に足をついて休むじて吉でした。
13時半頃に登頂。絶景を拝んだら嬬恋村方面に下りますが、ここでストップ! 峠の南側と北側では状況が一変しました。深い雪に閉ざされて嬬恋方面に下れません。コマクサ峠も雪で進めませんでした。諦めて林道脇の展望小屋でラーメンを作って啜り、もと来た道を戻りました。予定ルートを走り切れなかったのは残念ですが、コロナ疲れを充分に癒してくれた峠でした。
雪が融けた頃にもう一度来て長倉山林道を走ろう。その頃にはコロナウィルス騒動が収まっていて欲しいな…