10年前はバーテープといえば1~2千円前後のものが殆んどだったのですが、ここ数年、価格帯に変化が見られます。4~5千円のちょっと高いバーテープが良く売れるのです。今日はそんな高級バーテープを3つ紹介します。
写真左から「LizardSkins」の「DSP3.2」¥4260、「Spakaz」の「スーパースティッキークッシュ」¥3560、「ESIグリップ」の「RCT Wrap」¥5300です(いずれも税込み当店価格)。3つとも、単色(黒)、ちょっと厚めで乗り心地重視、そしてお値段高めです。
「リザードスキン」は本当に良く売れます。リピーターが多いバーテープです。在庫を切らすことが出来ません。御贔屓の方に聞くと一様に「手が滑らない」と言います。グリップ力が好評です。
「スパカズ」も良く売れます。特徴は奇抜なデザインと多層構造です。カラフルで奇抜なデザインのものが多くラインナップされており、色で遊びたい人に好評です。グリップ・乗り心地・耐久性を高めるために違う素材を何層も重ねた構造もポイント。
「ESIグリップ」はMTBの世界では絶大な支持を得ているグリップメーカーですが、ロードバイク用バーテープは新製品です。特徴は「シリコン100%」です。「スパカズ」の多層構造と対照的です。ちょっと重いですが乗り心地は良さそうですね。
バーテープは「すぐ汚れるから安いのを小まめに巻き直す」という方と、「常に握っている大事なパーツだから高くても良いものを巻く」という方に分かれます。今日紹介した3つのバーテープは後者ですね。自転車じて吉としては「高いバーテープを小まめに巻き直す」をお勧めします!