20/02/17

シマノはU.I.が苦手


【昨日の日記の続き】
Pioneerのサイクルスポーツ事業部門を引き継いだシマノには「Pioneerペダリングモニターシステム」の継続販売と更なる熟成を期待したいところですが、一抹の不安もあります。シマノが昔からユーザーインターフェース系の設計が苦手だからです。
古くは「フライトデッキ」というサイコンがありました。評判はイマイチでしたね。近年もDi2版フライトデッキがありましたがこれも失敗でした。パワーセンサー内蔵のDura-Aceクランクも人気は今ひとつ…
ここ最近、トラブルが頻発している製品もあります。Di2ワイヤレスユニット「EW-WU111」です。このDi2パーツはスマホなどからブルートゥース経由でファームウェアアップデートを行うのですが、この更新作業が正常に終わらない場合が多い! しかも更新を一度失敗するとプログラム復旧がお客様にも我々ショップにも出来ないのです。バイクからWU111を外してシマノに送らないと元に戻りません! もう何度もWU111をシマノに送りました。最近はお客様に「WU111のファームウェアアップデートは行わないほうが良いです」と申しております。WU111は未完全な製品だと思います。
残念ながらシマノは、サイクルコンピュータ・ワイヤレス製品・設定変更ソフトなどの造りがイマイチです。完成度の高い「Pioneerペダリングモニターシステム」がどうなっちゃうのかちょっと不安… シマノさんには失礼ですが、できれば今のPioneer製品のままで継続販売して欲しいと願うじて吉です…

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