11月30日の日記で紹介した耐パンクベルト「タンナス・アーマー」を200kmほど使いました。感想を書きます。
使った「タンナス・アーマー」は700×28~34cのサイズ、嵌めたホイールはMavicの「キシリウムPro UST」、タイヤはIRCの「シラク・サンド」32c、チューブはスペシャライズドのブチルチューブです。この構成で走った印象を端的に言うと「嵌めるの硬い、走ると重い、乗り心地硬い、だけど許せるレベル」でした。
まず装着作業。嵌めるの硬かったです。説明書には「まずタイヤ&タンナス&チューブを一体させてからホイールに嵌める」とありますが、通常のタイヤ交換作業と同じようにホイールにタイヤ~タンナス~チューブの順で嵌めていったほうが楽に嵌められると思います。しかしキツかった。最後はタイヤレバーで嵌めました。
嵌めた状態で持ってみると想像通り重いです。しかし走れないことは無い。むしろ「トレッド厚16mmの超強力タイヤ」と思えば軽い。
走ってみると乗り心地も想像通り硬いです。しかし走れないことは無い。タイヤの下限圧は3barですが2.5barまで落として走ると硬さが薄れた。
このタイヤで日曜サイクリングを走ったら激遅でメンバーの皆さんに「大丈夫?」と心配されるほどでした。大丈夫です。遅いのはタイヤのせいだけではありません。私の脚力不足です。
こんな「タンナス・アーマー」、パンク修理に慣れた私はあまり使いたくありませんが、「絶対にパンクしたくない」「どうしてもパンク修理できない」という方もおられます。ちょっと重くて硬いけど「パンクが怖くて遠くに行けない」とお悩みの方にはお勧めします。