昨日は今年最後のサイクリングイベントの日でした。山梨県の山中を8台のMTBで走ってきました。
冬はもう間近。雪で山を走れなくなる直前のMTBライドです。｢晴れ時々曇り｣の丁度良いお天気でしたが晩秋の甲府の山は寒く、止まっているとすぐに身体が冷えます。なので皆、一生懸命にペダルを漕ぎました。
森の木々は葉を散り落として、その落ち葉が我々の行く道を完全に覆っています。路上の大きな石や太い木の枝が落ち葉で覆われて殆んど見えないのでスリリングなトレイルライドでした。やはり皆さん、転びまくってしまったようで、走行後に｢俺は○回転んだ｣と自慢し合っていました。オッサンは打撲の痛みが2～3日後に襲ってくるのを忘れ、身体中の擦り傷を見せ合う陽気なオッサン達です。
葉が散ってしまったことで森は明るく視界が開けて景色は良いです。今まで何度も来た森ですが、昨日は初めて見る風景を楽しませてくれました。このルートは「登り・下り・フラット｣「土・砂利・木の根｣「テクニカルセクション・雰囲気セクション・我慢セクション｣「癒し・スリル・和み・絶景」などMTBの醍醐味が凝縮された道です。走っているといつの間にか顔がニヤけてしまうのです。
昼食は皆それぞれお湯を沸かして暖かいものを食べたり、丸太の橋をビクビクしながら渡ったり、道を間違えて引き返したり、野生の鹿の群れに出会ったり、非日常を楽しみました。走っているときも休憩のときも笑顔の絶えない楽しい一日でした。