17/09/23

大きく軽く(その1)

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現在、シマノの11速スプロケット(ロードバイク用)はロー側32Tが最大の歯数となっています。更にギアを軽くしたい場合はMTB用の11速スプロケットを流用するのですが、これをロードバイクで使うのは色々と面倒な加工が必要になります(ロー側40Tが最小歯数のため)。
「32Tよりも軽いギアを入れたい! だけどMTB用40Tはやりすぎ。34Tとか36Tが欲しい」という方にお勧めのパーツが今日紹介する「Fouriers」のスプロケットです。
“スプロケット”といっても11枚の歯のセットではありません。ロー側1枚だけの販売です。写真のスプロケは内側1枚だけが赤いですね。この赤いのが「フォーリアーズ」の歯です。お手持ちの11速スプロケから1枚だけ歯を抜いて、ロー側に「フォーリアーズ」を入れて使うのです。
今回はお客様Aさんが36Tの歯をお買い上げくださりました。Aさんは「アルテグラ/11~32T」のスプロケ、「アルテグラDi2/ロングケージ」のリアディレーラーと組み合わせて使います。キャパシティ・変速性能とも動作に問題ありませんでした。Mavicのホイールの赤いハブとフォーリアーズの赤い歯がマッチしてカッコ良い。そして登り坂は楽になります!
いま、当店のお客様は「ロードバイクにもっと軽いギアを入れたい」という方が急速に増えています。皆さん、ご自分の脚力と用途に応じて自由にギア比を変えて乗りたいのです。次回の日記ではもっと過激に「大きく軽く」しちゃったバイクを紹介します。

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