チームW.C.U.のIさんは日曜日のレースで愛機「S-Works Tarmac」(写真上の手前)のフレームを折ってしまいました。単独落車でトップチューブが割れました(写真中)。割れたところの脇のテープを巻いたようなのは、5年前に一度割ったのを修復した箇所です。「骨折は同じところは何度も折れず、骨がくっついたところの脇が折れる」ってのは人間も自転車も同じようですね。このターマック、Iさんの主力戦闘機として7年間も頑張ってくれました。あえない最期でしたが労ってあげたい。
というわけで練習機の「Allez」(写真上の奥)で走るIさんでしたが、こちらもトラブル発生です。初代Di2(7970系デュラエース)のフロントディレーラーが不調です。ポンコツロボットみたいな音を立てて必死に変速動作してます。どうやらバッテリでなくモーターの寿命のようです。このDi2も5年間頑張ってくれたコンポです。お疲れ様でした。
主力機と予備機を同時に失ったIさん、そこでニコイチと相成りました。フレームが割れたターマックからパーツをすべて外し、コンポが壊れたアレーにそっくり移します(写真下)。しばらくはこのアレーで走ってもらいましょう。
Iさんの次期主力戦闘機は夏の終わり頃に入荷の予定です。