愛用のトルクレンチ(写真上)を校正のために製造元に里帰りさせました。7年前から使っている「東日製作所」の高精度なトルクレンチです。
ボルトを締め込む力を管理するトルクレンチは、内部のバネの伸び縮みでトルクを測ります。このバネや稼働部がヘタってくると正しい値でボルトを締められなくなります。そのため定期的に測定値の狂いを補正する校正作業が必要になるのです。
毎日頻繁に使っている工具なので7年間も校正せずに使い続けるのは良くないのですが、使い慣れて手に馴染み手放せなくなってしまったことと、代わりになるトルクレンチを用意していなかったことで、校正を先延ばししてしまいました。今回もう1本トルクレンチを購入したことで、やっと東日レンチを校正に出す気になれました。
ピンチヒッターはパークツールの「TW-5」(写真下)。「何で同じ東日レンチを買わないんだ?」と言われそうですが、たまには違うのも使ってみたかったんですよ… 東日と同じくプリセットタイプのトルクレンチです。火曜日から作業場に投入していますがなかなか使い易いです。
今後はカーボンパーツを固定するときは、この2本のトルクレンチを頼りにしてゆきます。