輪行の可能性を広げてくれる新製品の紹介です。12mmスルーアクスル用のエンド金具です。
縦置きタイプの輪行袋を使うときはリアディレーラー保護のために「エンド金具」というものを必ず使いますが、今までは9mmクイックタイプのエンド金具しか売られていませんでした。このため12mmスルーアクスルタイプのバイク(MTBやCXバイクやグラベルロード)は、縦置きタイプの輪行袋が使えない状況が続いていました。そんなディスクブレーキユーザーの皆さんをこのエンド金具は輪行に誘ってくれます。
さっそく私のMTBに付けてみました。写真上のようにエンドを保護してくれます。従来のエンド金具(9mmクイック用)は四角型でフレームのリアエンドを左右からしっかり立たせてくれましたが、この12mmスルー用エンド金具はL字型でフレームの左エンド(ブレーキキャリパー側)を立たせるだけです。ですから写真下のように前後輪をハの字型に広げてしっかりとフレームを押さえる必要があります。ここだけ見るとちょっと頼りないですが、サドル・前輪・後輪・そしてL字型エンド金具、この4点でしっかり支えれば梱包したバイクを自立させておくことが出来ます。シャフトに通すカラーやナットなど細かいパーツを旅先での梱包中に失くさないよう注意してください。
オーストリッチの「エンドスタンド(12mmスルー用)」 \1,400で販売しております。是非どうぞ。