昨日の定休日は筑波山周辺の林道をMTBで走ってきました。MTBイベントで使えそうなWトラックを探し回っていたのです。
“Wトラック”とは、クルマ一台分くらいの幅がある未舗装路、いわゆる”ジープ道”を指します。当店のMTBイベントはWトラックの山岳サイクリングを主体としています。
ロードバイク乗りの皆さんには判ってもらいにくいんですが、MTBっていうのは舗装路を走っても面白くないんです。砂利や土の道が良いんです。それも川の土手の砂利道みたいのじゃなくて、登り下りの険しい山道だったり、大きな石や木の根やギャップの連続だったりと、走り難い荒れた道の方が楽しいんです。しかし「住みやすい国ニッポン」は山奥の道まで綺麗に舗装され、MTBerが喜ぶような砂利道はどんどん減っているのでした。イベントコースを探すのも大変です。
昨日走ったのは裏筑波の林道群です。景観が良くて木々の香りが立ち込めていて気持ち良い。だけどやっぱり舗装路が多いな… と思いながら山を下っていたら最後に楽しいダートに出会えました。こんなWトラックが幾つか点在するので、それを上手く繋げるのがMTBイベントのルート作りのコツです。何度も走ってこの一帯のダートを把握しなければ… 時間と体力が要りますね…