多くのお客様を見ていると、初心者の方はやたらと多くの荷物を携帯したがり、上級者になるほど装備が少なく簡素になってゆく傾向がみられます。サイクリングを始めたばかりの頃はまだ勝手が分からず不安で「どんな状況にも対応できるように」とバックパックや大きいサドルバッグにいろんなものを詰め込んで走りたくなるのです。しかし経験を積むと自分に本当に必要な装備が見極められるようになり「楽に速く走れるように、なるべく身軽に」と必要最低限の装備で走りに行くようになります。
そんな中~上級者の方々は「半日ライド」には写真のような小さなサドルバッグを使います。サドルの下に控え目に縛り付けられた薄型バッグ。とうぜん容量は少ないですが、写真下の例のようにパンクと盗難への備えくらいは入ります。「午前中の練習走行」くらいだったらこれで充分なんです。
「2回パンクするかもしれないからスペアチューブは2本」とか「パンク修理に失敗するかもしれないから手押しポンプ」とか「暗くなっちゃうかもしれないからライト」とか「盗難が心配だからカギをもう1個」とか「寒くなっちゃうかもしれないからウィンドブレーカー」とか「お腹空いちゃうかもしれないからチョコバー」とか色々考えてぜんぶ持って行っちゃうのも楽しいんですけどね…
今日紹介した薄型サドルバッグは「ブラックバーン」の「セントラル・マイクロシートバッグ」、\2,920で販売してます。