スペシャライズドのロードバイクタイヤには代表的なものが2本あります。1本は「S-Works Turbo」、転がりの軽さとグリップ力のバランスがとれたレーシングタイヤです。もう1本が今回紹介する「All Condition」です。
その名の通り耐候性の高さがセールスポイントのタイヤで、軽さや速さよりも耐パンク性能を重視した設計です。表面のコンパウンドは肉厚で、内側のケーシングも頑丈に作られています。このためレーシング系タイヤに比べると若干重く、ホイールに嵌めにくいですが、「なるべくパンクを避けたい」という女性ライダーや、「ちょっとした砂利道も走り抜けたい」というツーリング系ライダーに選ばれています。このスペシャライズドのベストセラータイヤは今期モデルチェンジして更に耐パンク性能を高めました。写真上はスペシャライズドの開発風景です。このように尖ったものを何度も突き刺して耐久性をテストします。
今週は2台のバイクにこの「オールコンディション」をお買い上げ頂きました。写真下左のAnchorには700×28cを履かせました。オーナーのFさんは「パンク回避と乗り心地重視で太めに」とのことです。右のGiantには700×25cを履かせました。オーナーのSさんは「グラベルロード的に使いたい」とのことです。
700×23c・25c・28cと3種の太さが用意されています。軽快さ重視なら23c、乗り心地重視なら28c、その中間が25cでお選びください。\6,430で販売してます。