試乗用ホイールを交代させます。これから皆さんに試して頂くホイールは「Syncros」の「RL1.0」です。
「シンクロス」はそれなりに歴史の古いパーツメーカーです。もともとはMTBのパーツを中心に売っていたカナダ発祥のブランドですが、紆余曲折あって今はスコットのサブブランド的な位置付けです。「スコットとシンクロス」は、「トレックとボントレガー」「スペシャライズドとロヴァール」と同じような関係です。しかしロヴァールのホイールが急速に評価を高めて、スペシャライズドユーザーだけでなく様々なブランドのバイクユーザーから受け入れられているのと同じように、スコットもシンクロスのホイールを広めていきたいようです。我々販売店もその思惑は同じで、今回、試乗用ホイールの導入と相成りました。
シンクロスのロードバイク用フルカーボンホイールは3種類がラインナップされています。ロープロファイルの「RL1.0」、ミドルハイトの「RR1.0 38mm」、ディープリムの「RR1.0 55mm」の3タイプです。いずれもクリンチャー対応、使うハブは同じDT-Swiss製、定価\318,600の価格も共通です。
今回試乗用に導入したのはシリーズ中で最軽量の「RL1.0」で、カタログ重量1,310gです。数日使ってからホイールの印象を報告します。