今週の日曜サイクリングに初参加してくれたOさんは70代後半ですが、とても丈夫な脚と心肺の持ち主です。フルマラソンの表彰台の常連で、100kmマラソン完走実績も持っています。この朝の走行会も自信満々で参加してくれました。
さすがOさん、前半はかなり良いペースで走ります。しかし終盤にガクッとペースが落ち、集団からかなり遅れて私とゆっくり最後尾を走りました。
Oさんのバイクを後ろから見るとスプロケの15~16T辺りを使って走っています。私は「それは短距離走のときのギアです。マラソンのときはもっと軽いギアで低負荷・高回転で走ります。シフトダウンしましょう」と声を掛けました。漕ぎ方をマラソンに例えると分かってくれたOさんでした。
初心者の皆さんの多くが重すぎるギアで走っています。スピードを出したい、ペダルにトルクを掛けたい、という意識が重めのギアにシフトさせてしまうようですが、イーブンペースが大事です。それに私は皆さんが膝を壊すのが心配でなりません。
Oさんを後ろから見ると凄く引き締まった大腿筋とふくらはぎです。漕ぎ方を覚えればアッという間に速くなるでしょう。頑張って回転型ペダリングを身に付けて下さい