ブリヂストン・アンカーの会場で注目したのはNewモデル「RS8」です。位置付けとしては、レーシングバイク「RIS9」の弟分、カーボンバックの「RCS6」の後継機となります。コンペティション系のレースユースのバイクです。
これまでアンカーのフルカーボンバイクは20万円で買えるものが無く、他ブランドと比べると割高感があったのですが、この「RS8」は戦略的なプライスタグを付けており販売店的には嬉しいです。
もうひとつ、販売店的に嬉しいポイントがワイヤーの取り回し。シフトワイヤー・ブレーキワイヤーともに外装です。ユーザーの皆さんはフレーム内蔵を望みますが、メカニック的には作業しやすい外装の方が嬉しい。面白いのは、Di2で使うときはDi2ケーブルをフレーム内蔵にできる点です。拡張性にも配慮した、よく考えられたフレームです。アンカー得意のセミオーダーシステムとフレーム単体販売も用意されています。
20万円前後のフルカーボンバイクを探している方にお薦めします。