「テンチョーはロードバイクよりもMTBの方が好きなんでしょ」と時々幾人かのお客様に言われます。そんなことはありません。どちらかに偏ったりしてはいないのですが、この日記の文面からは”MTBの方が好き”という感情が垣間見えるそうです。
MTBで走ったときの楽しさは活字にしやすいのです。山の中では、一歩踏み間違えると斜面を転げ落ちてしまいそうな狭い道を走ったり、腐った橋を自転車を担いでドキドキしながら渡ったり、土石流で流された道の跡を岩をまたいで越えたり、険しい下り坂を駆け下りたりと非日常的な状況の連続です。そして走っていて目にするのは、深い森の幻想的な光景、すぐ脇を轟音を立てて流れる滝や沢、目の前を駆け抜ける野生の大きな鹿、眼前に突如として現れる不思議な形の巨大な岩など、千葉の街中で生活しているときは絶対に見れない光景ばかりです。
MTBの醍醐味はこの非日常感にあると思います。頑張って斜面を登り、山の上に行くと日常を忘れさせてくれる光景が待っています。
…年間2~3人ずつしかMTBメンバーが増えないのが悩ましいじて吉からの提言でした…