ビル・ゲイツともウィンドウズとも全く関係ありません。「マイクロシフト」は台湾の新興メーカーで、ロードバイク用のデュアルコントロールレバーを開発しています。カンパ・シマノ・スラムに続く第四のコンポーネントブランドです。
…しかし、シマノの旧型STIレバーに酷似した形状と、”マイクロシフト”という名前にパチモン臭を感じてしまうのは私だけではないでしょう。昨年、このマイクロシフトを初めて見たときは「う~ん、これはどうだろう…」と思ってしまいました。
しかし今回、このマイクロシフトを装備したバイクが2台立て続けに入荷し、組み立ててみて偏見は無くなりました。ちゃんと変速します(当たり前だけど…)。難点を言えば、巻き取りレバーのストロークが長い点です。特にフロント側はかなり大きく操作しないとシフトアップできません。下ハンを握ったときや手の小さい方には操作し難いです。質感がチープなのは低価格なのを考えれば致し方ないところでしょう。
スラムのダブルタップレバーも5年前は酷評されていました。マイクロシフトも長い目で見てあげましょう…