「こだまベル」という製品です。ベル本体の直径が23mmと小ぶりなのが特徴です。
小さいベルは甲高い音を鳴らしますが、このベルは真鍮製で柔らかい音色を発します。
サイクリングロードを自転車で走っていると歩行者やランナーを追い抜くことが多いです。静かな音で走る自転車は歩行者に気付かれにくいので、声を掛けたりベルを鳴らしたりしてこちらを認識してもらい、危険を回避します。このとき威圧感のある鋭い音のベルを何度も鳴らしたりすると、歩行者の皆さんは「どけっ!」と言われたように感じ、気分を害してしまうことがあるようです。
このベルのように柔らかい音色なら、歩行者の皆さんも威圧感を感じないのではないでしょうか? 何度も鳴らさず、一発だけちょっと手前から鳴らすのも相手に対する配慮です。
道幅の狭い新川C.R.ですが、我々自転車乗りだけのものではありません。安全に楽しく走りながら、歩行者とうまく共存しましょう。