11/02/16

クロモリも折れる

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一昨日の日記で、割れたカーボンフレームについて書きましたが、あのように書くと「やっぱりカーボンは怖いな」と思ってしまうお客様が多いようです。実際、お店に自転車を選びに来られるお客様にも「カーボンフレームって耐久性が低いんでしょ?」とか「扱いが難しいんでしょ?」とよく聞かれます。
確かに、超軽量・超高級クラスのカーボンフレームには扱いがデリケートなものもあります。しかし普及価格帯のカーボンバイクの多くはそれなりの耐久性を持っており、それほど神経質に扱わなくても乗れます。もしもカーボンフレームで割れたりヒビ入ったりするダメージを受けた場合は、アルミやクロモリのフレームでも凹んだり曲がったりしていると思います。
写真はアンカーのクロモリフレームです。事故でフレームが曲がってしまいました(赤い矢印の箇所)。鉄フレームでも折れるときは折れます。こちらのお客様はカーボンフレームに載せ換えました。
けれど皆さんの愛車ですから、材質や価格に関係なく、事故せず大事に乗り続けて下さい。

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