09/12/17

仮組みポジション合わせ

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アンカー・オルベア・チネリなど一部のブランドの完成車は、入荷時にステアリングコラムがカットされておらず、バーテープも巻かれていません。この場合、フレーム買いの場合と同様、自転車を完成させる前にお客様に仮組み状態のバイクに跨って頂き、ハンドルの高さやSTIレバーの固定位置を相談してから組み上げることができます。
しかし実際は、初めてロードバイクに乗られる初心者のお客様に乗車ポジションの按配を伺っても「???」となる場合が多く、脇から見ているじて吉が良さげなポジションを見つけ、そこに合わせてバイクを仕上げるパターンが多いです。写真のアンカーは義姉に御注文頂いたのですが、今回は仮組みポジション合わせは省いて自転車を仕上げました。小柄で自転車に乗り慣れない義姉が不安や苦痛を感じることなく、願わくば自転車を楽しんでもらえるように、ハンドルは高め、STIレバーは手前にセッティングしました。
乗車ポジションに”決まり”は無く、乗り手のスキルに応じて変化していくものですので、慌てず段階を踏んで最適なポジションを見つけていってください。

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